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COLUMN



COBA

作品の出来栄えを左右するこだわりの場所


切れ目という技法

まず、作品の耐久性として一番重要なことは、壊れる箇所をできるだけ少なくすることです。
故障箇所としては、外周部分や例えば財布ですと小銭入れの内側、札の出し入れ口など、常に触られる部分にによく見られます。
この部分をしっかりと強化し、壊れにくく仕立てることが、長くご使用いただける作品に仕上がります。


その他の技法
「へり返し」 財布の一番表にくる革を財布の内側に折り返してまとめる縫い方。
「のせべり」 財布の外周を細く薄い革でまとめる縫い方。
「切れ目」  財布の外周を少し大きめに作り、最後に合わせ絶ちしたものを縫い、コバ部分を磨き上げたもの。




綺麗に再生します。
各パーツを貼り合わせ、最後に合わせ裁ちした後縫い合わせた状態 切れ目仕上げでコバ処理を施した状態

切れ目」の場合薄い革でまとめるのとは違い、合わせ断ちした断面を磨き上げますので、一番擦れる部分は「断面」ということになります。
断面部分(コバ)が擦れて破れるということはありえませんので、外周部分(コバ)の耐久性は比べ物にならないほど強くなっています
「へり」自体が無いのでかなりの力が働かない限り出し入れ口が壊れることもありません

作品を
「綺麗に磨き上げられた切れ目」にしあげるととても手間がかかります。
なかなか根気のいる作業で、削って磨いての作業を納得いくまでほど繰り返してやっと綺麗な面が出来上がってきます。
時間的にはへり返しで作る時の倍以上かかるのではないかと作っていて思います。
作り手にとって生産性は低いですが、「出来上がったときのコバ面の綺麗さが、「製品のクオリティを決める大きな要因のひとつ」と言われていますので、手の抜けないこだわりの作業です。
ロになったコバでもきちんと削り磨きなおしてやればに再生します。

切れ目の利点

1番の利点はコバの再生が可能ということです。ボロボロになったコバでもきちんと削り磨きなおしてやればコバの再生が可能ということです。
定期的にメンテナンスを行えば、長く使えるということも利点のですね。



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